理念
コンセプト:世界中にお茶友達をつくる
海外で自国の文化や魅力を伝えられなかったもどかしさ。その経験から生まれた、「お茶」をきっかけに心を通わせたいという強い願いが原点です。
私たちが最も大切にすること
- 作法よりも、心を通わせるコミュニケーション
- 従来の厳格な形式にとらわれず、「お茶」という体験をフックとして、国籍や文化を超えた繋がりを育みます。
- 相互理解を深め、日本の魅力を発信する人に
- 単なる技術習得の場ではありません。お茶を通じた対話によって、誰もが日本人としての誇りを持ち、その魅力を世界へ伝えられる人になることを目指します。
「おもてなし茶道」のコンセプトと背景
「おもてなし茶道」について、形や形式に囚われず、日本人の目に見えない気持ちや精神性を大切にし、それを分かりやすく共有・伝達する活動である。
この活動を広めたいと思ったきっかけは、福島美香自身が中学生から習っていた従来の茶道での経験にある。
お茶会のテーマ、歴史、お茶碗一つに対する先生の解説に深く感銘を受け、それが楽しくて自分でも調べるようになった。
学生時代にはカジュアルなお茶会を企画し、友人たちに日本の文化を伝えていた。 海外の友人が参加するようになり、日本の文化が外国人から見て素晴らしいものであると気づかされた。
ニュージーランドでのホームステイ経験
福島美香は、高校1年生の春休み頃、ニュージーランドへのホームステイを経験した。
ルームメイトであった中国人留学生の女の子(1歳年上)と仲良くなった。
当時日本で反日運動に関するニュースが流れていたため、実は正直身構えていた。 最初はそういったそぶりもなく、楽しく学校生活や交流を送っていた。
しかし、最終日近くに公園で話した際、その中国人留学生から「正直言って日本のことはあまり好きではない、嫌い。だけど、ミカのことは好きだよ」と告げられた。
この言葉に、様々な思いと感情が込み上げ、歴史的背景や教育の違いが根底にあることを理解しつつも、その場では何も言えなかったことに後悔の念を抱いた。
もしその時に日本のことを分かりやすく伝えられる技術があれば、相手の日本に対する印象を変えられたかもしれないと悔やんだ。
異文化交流におけるコミュニケーションの重要性
その経験から、海外の人々との交流を通じて、自分の意見や考えを積極的に伝える文化があること、それができないと「何も考えていない」と見なされてしまうことを知った。
日本では「空気を読む」「和を乱さない」といった行動が美徳とされるが、海外では背景が異なるため伝わらない。
伝えないと、相手には「何も考えていない」と思われてしまう可能性がある。
インバウンドやグローバリズムが進む中で、日本の文化を守るだけでなく、それを外国人にも分かりやすく伝える力が重要だと感じている。
「和を大切にしている」という日本の精神性も、言語化して伝えないと相手には理解されない。
「おもてなし茶道」は、単にお茶を飲むだけでなく、世界の人々と個人として対話できる、向き合える世界を作りたいという思いが込められている。
異文化を知ることは世界観を豊かにし、考え方を柔軟にするため、「ウィンウィン」の関係である。
茶道の精神である「身分を問わず同じ視点で豊かな時間を過ごす」という教えが、「おもてなし茶道」にも通じる。
今回の「Matcha Energy」の開発も、国籍や文化的背景を超えて、個人と個人が優しく向き合える社会を築くためのツールとして位置づけられている。 そして、次の世代にもこうした力を届けたい。
「おもてなし茶道」が実現したいこと
これからの世代が多様な人々との交流が増える中で、より良い、生きやすい、豊かな社会を築けるよう、「おもてなし茶道」で貢献したい。
「Matcha Energy」は、単に抹茶や茶道を広めるだけでなく、国籍や文化、歴史を超えて、個人と個人が優しく向き合える社会を作るツールとしての「おもてなし茶道」を広めるためのものである。
そして、この思いを一緒に広めていける「おもてなし茶道」の仲間も集めていきたい。
今後も、おもてなし茶道の活動を通じて、国籍や文化を超えた心の通じ合う交流が生まれることを願っている。